リフォームっていうのはすごく値段が分かりにくいですよね。
みなさんはいろいろと悩んでいると思います。
でも適正価格ってあるのかな??って思いませんか?
利益を2~3割とるのは適正??で4~5割取るのは不適正??
なんてのはどうなんでしょう??
利益を2割もとるのは悪徳だなんて方もいるかもわかりません。
でも、会社の場合、利益をなくして仕事はできないと思います。
(開発費用や目玉商品など赤字になっても先行投資をすることはありますが)
今はこの不況ですから、赤字覚悟で仕事をしているところもあるかもわかりませんが、実際、1万円でつくったものを1万円で売っていたら会社は大きくなっていきませんし、税金なんかでつぶれてしまいます。
普通の会社員のかたでも、働いて給料がなかったら怒るでしょう。それといっしょで会社も利益が会社にとっての給料ですから。
相見積もりをとったら同じ台所の改装なのにA社は50万でB社は100万・・・
なんてことを聞いたことがあります。
じゃあ、B社は50万余計にとってる・・のかなっていうとそうとは限りません。
そもそも、値段の決まっているキッチンなどは値引きなどで差は出てきますが、実際の家の工事は内容次第で簡単に変わってきます。
たとえば、今ある床の上にもう一度床をはって、壁天井のクロス交換をするだけの見積もりとすべての下地を解体撤去してもう一度床下、壁下、天井下地を新たにつくりなおす方法とではまるっきり材料も手間も廃材処理費も変わってきます。
でも、仕上がりの見た目はほとんど変わらなかったりします。
クロスや表面材が変わるとそれだけでいままでより格段にきれいになりますので。
じゃあ、安い方がいいじゃないかっておもいますが、それは家の状況で変わってきます。
下地が腐っているのにその上から重ねて貼りなおしたりしても結局またすぐに痛んでくる場合もありますから。
リフォームは見積もりも難しく、工事中に思ったより痛んでて変更が出たっていうのはよく聞きます。
安くなるのはいいのですが高くなるのは困ると思います。
安いA社に頼んだのに下地が思ったより悪くて追加費用で直してもらって結局B社よりたかくなったなんて話はよくあります。
追加なんか払わないって突っぱねるのがいいのかっていうとそれも難しいことです。
工事自身はしていることなのにその費用は払わないってことですからそれも問題になることだと思います。
一般のかたが細かい内容までわかればそんな問題はないのでしょうが、専門の人より知識が豊富な人はそうそういるものではないとおもいます。
いろいろと書きましたが、リフォームの単価というのは簡単に見積もりの合計だけでは決まるものではありません。やはり、細かな内容、なぜその作業が必要なのかをきっちり確認してきまるものだと思います。