キッチンのリフォーム工事です。
現状は柱根も継足し、腐り、梁も部分的に外れ、上下でかなり斜めにこけたひどい状況でした。
最初の状態です。
床壁天井など内装をはがし、構造体をむき出しにした状態です。
柱の腐り部分はジャッキ&仮柱などで補強しております。
年代的なものなのですがこの時代の建物には土台や基礎というものがない建物が多いです。独立基礎(束石)の柱建ての建物です。
この状態では補強ができないので、柱を浮かせた状態で新たに基礎をつくりました。
外周の桁方向の基礎はあえて既存柱に沿わせて柱を入れれるよう外側に基礎をしてもらいました。
土台の寸法を計り、現状にあわせて、仕口加工した状態です。
作った基礎の土台を入れ新たな柱を入れて構造補強をした状態です。
土台、柱、大引など金物連結し一体化し筋交補強などをしました。
床根太を流した状態です。
現状では仕事がやりづらいので合板を仮並べしました。
あとで断熱材を入れ本止めします。
サッシ取付部分の下地です。
軒先をいっぱいまで使った収納部分です
サッシ枠取付です。勝手口引き戸はリクシルのガゼリアNです。
内部天井下地完了後です。
外部防水シート胴縁下地工程です。
外部からの雨水が入らないようになったので、断熱材を土壁がない部分に充填しました。
その後壁の下地です。
フロアー、パナソニックVフロアーです。
天井ボードを貼りです。
壁面もボード&コンパネで仕上げていきます。
キッチン据え付け部分にキッチンパネルを貼ります。
柱が二重になった部分は出窓風となりました。
キッチン横の収納です。 奥行きは30cmほどの収納なので食器棚や食品保管に使えるよう可動棚にしました。
外部最終仕上がりです。
外部は杉板の目板貼りです。
内装仕上がりです。
仕上がりにはご施主様にとても満足していただき、とても気持のよい仕事ができました。