屋根編

棟上げ、金物取付、転び起こし(家をでまっすぐに立てること)、
が終わったら、まず屋根終いです。
とはいっても、いたって普通の屋根です。
まず垂木(たるき)を並べて釘で止めて行きます。
垂木は2寸角(60mm角)です。通常は1寸5分角(45mm)~2寸のもの使います。

野地板貼り途中

このときピッチは330ぐらいです。これも基準では300~455mmまでいいらしいのですが、あんまり広いと板が腐ったとき屋根が波になります。
特に構造用合板などはちょっと心配です。
私は屋根は瓦を葺く場合は絶対に杉板を使います。なぜ瓦だけかというと瓦棒やカラーベスト(コロニアルなど)は軽いので釘をきかさないといけないので、無垢材板はどうしても隙間ができてしまうため、コンパネなどをはらなくてはならないようになります。屋根終い完成
できれば、屋根下地材は合板より杉板のほうが長い目でみたら長持ちでいいと思います。

そして、瓦葺きです。今回は屋根に土を乗せてもらい(今は空葺きがおおいのですが、少しでも断熱、保温効果をあげるため)

窯変S瓦を一番赤い(朱色?)のを多めにまぜ葺きしてもらいました。
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